景色と内装は良いが味が値段に釣り合わない WP24

Category : レストラン 一般
WP24
ダブリューピー・トゥエンティフォー
Web(メニュー、価格有り)
Yelp
Map

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サウスパークエルエーライブ
リッツカールトン内にある中華系アジアンレストラン。

WP24のWPは Wolfgang Puck の略。
LAを中心にアメリカ各地に高級店を出す
著名レストランチェーンだ。
(もちろんオーナーシェフの名前でもある)

ロサンゼルスには高級店の Spago や
ビバリーウィルシャーホテル内の Cut
サンタモニカの Chinois on Main
そしてこのレストランのすぐ足下にも
Wolfgang Puck Bar & Grill 等がある。

結論を先に書いてしまうと
今までWP系の店で食事をしてきた結果
ボクはここの店を含めてWP系の店は嫌い
と言う事が今回良く判った。

どこの店も雰囲気作りは上手い。

そしてボクは通常レストランを評価するときに
その雰囲気をかなり考慮する。

ただ、それでも良いとは言えない程の
料理のイマイチさがある。

そもそもWP系の店は何処も基本アメリカン。
例えばフレンチだったとしても
アメリカ系にアレンジしたところが売りだ。
(と言ってもWPはオーストリア人)

だからなのかもしれないが
ボクには何処の店も味が濃い。

ボクは一般的に濃い味が好きだ。
そのボクが思うのだから
普通の日本人にはかなり濃い味だと思う。

これが学生のランチの様に
安く腹を満たす食事なら判るが
WP店によっては超高級レストラン価格。
ここが一番納得がいかない。

この値段を出すなら
もっと繊細で美味しい食事がしたい
と思うのは日本人だからだろうか。

そもそも、繊細=美味しい
というのが日本的感覚なのかも知れない。

一般的アメリカでは
(LAやNYは決して一般的アメリカではない)
パンチの効いた判り易い濃い味=美味しい
となるのかも知れない。

気のせいか最近LAの飲食業会全体が
そういう味の傾向にある気がする。


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前置きがかなり長くなってしまったが
話を戻してWP24。

名前の数字の通り24階にあり
全席から外が眺められる様になっている。
方角としては北と東が少し。

天気がよく空気が澄んでいればハリウッドサインも
北西の端に見えるかも知れない(未確認)。

ダウンタウンのビル群が大きな窓越しに
眺められるその景色は中々のモノだ。

最近目の前にマリオットホテルが建設中で
どう景色が変わってしまうかは気がかりではある。

この景色とアジアンモダンなインテリア
そしてかなり余裕をもたせた座席レイアウトが
ここの店の最大の良さだと思う。


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レストラン内は大きく分けて
バーエリアラウンジエリア
そしてダイニングエリアと別れている。

バーエリアとラウンジエリアでは
つまみ系アラカルトメニューのみ
ダイニングエリアではコースメニューのみ。


ダイニングエリアのコースは
3コースで$80か4コースで$110。

通常品数が多くなると割安になるが
ここの場合は割高なのが笑えてしまう程。
4コースだとメインが増えるので
メインは$30以上という計算なんだろう。

こうなるとコースの良さはどこへやら。
単に客に品数を押し付けているだけ
という印象にしかならない。

ちなみにボクはある程度のレストランで
ちゃんと食事をするときは
コースメニュー(テイスティングメニューとも呼ばれる)
を頼むのが好きだ。

シェフの腕を最大限に振るったお勧め料理は
大抵、値段も含めて満足感がかなり高い。

ただ、ここのコースは不満足度を最高にしてくれた。


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3品コースを頼んだが
出て来たのはアペタイザーと
写真にあるメインとデザート。
これで$80。
選ぶ皿によっては追加料金が掛かる。
もちろん飲み物、タックス、チップは別。
アルコールは一杯$15はするだろう。

これで一品一品のクオリティーが高ければ
納得すると思うが、どの皿もとにかく味が濃い。

いい素材を使っていたり
調理がうまかったりしても
それが完全に殺されてしまう程濃い。

料理の基本、塩加減が上手くできないのは
プロのシェフが居るレストランとはとても言えない。
その姿勢に腹さえたってくる。

料理の独創性なんてものは皆無に等しい。
あるとしたら素人でも思いつくアレンジ。
(これもWP系に共通している点だと思う。)

ここは$10でたらふく食べられる
街の中華レストランとは違ってくれないと困る。

東京では高いうちに入らないかも知れないが
LAでこの値段を出せば、比較にならない程
素晴らしいコース料理を楽しめる店は沢山ある。


ただ、この景色がついてこないのは事実だ。

なのでこの景色を眺めながら
ゆったりとしたモダンな空間を楽しみたいのなら
ラウンジエリアでお酒+つまみにする事をお勧めする。
もちろんつまみには大きな期待をしてはいけない。


ここの店が入るリッツカールトンもヒドい。
どうもここは値段と内容が完全にちぐはぐな建物のようだ。


予算:$40-200(飲み物、食べ物)
服装:カジュアル〜オシャレ
(観光客が多いためか、何故か雰囲気にそぐわないラフな人も多い)
駐車:P有り(バリデーションで$10 @Ritz Carlton)、周辺P有り、St.P難

900 W Olympic Blvd
Los Angeles, CA 90015
(213) 743-8800

Mon-Sat 5 pm - 11 pm


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結構オタクな最先端3Dラピッドプロトタイプの動画

Category : ダウンタウン話

Suspended Depositions from BrianHarms on Vimeo.



一般の方にラピッド・プロトタイプを簡単に説明すると
プロトタイプ(試作)をラピッド(速く)作る事からきて
3Dのコンピューターデータを元に
実物の3Dを機械的に作り出す事
、を指す。

ラピッドプロトタイプ以前は
1つ1つすべて手作業で制作されていた。
実物大の車を、粘土を手で削って作っているのを
見た方もいるだろう。

現在ラピッド・プロトタイプで一番一般的なものは
3Dプリンターとも呼べるもの。

最近一般の方でも耳にする様になったと思うが
関連業界では10年程前から一般的になっていた。
(3Dプリンターの説明と10年前の話はこちらで。)

そんな一般的な制作方法と平行して
ここ暫くの間色々な別な方法が模索され続けて来た。

そんな中の実験的手法が上の動画。

もちろん精度の点や活用方法等
これから詰めるべき点は多いが
既にある立体の中にそれに支えられながら
別の立体を挿入して制作する
というのは新しい手法だ。

これが発展すると、もしかすると
水中にコンクリートの造形物を
自由に作れる様になるかもしれない。

そしてこの実験プロジェクトを行ったのが
アーツディストリクトにある
建築の大学 SCIArc (サイアーク)

近年学校として、このような
造形の部分にかなり力を入れている。

上の動画には1本のロボットアームが出てくるが
これと同じものが合計4本学校にあり
その部屋だけはまるでNASAの実験室のようだ。


話はもう少し一般的になって
下の画像の空中ペン(?)3Doodler
以前ご紹介した Kickstarter
初日に5千万円近い出資を得て
現在市販に向けて動いている。






3Dプロトタイプとは少し違うが
下は既に一般に発売されている商品。

3Dの世界はどんどんと発展している。

この動きに予約ができれば
あっという間に 3D+時間で 4Dだ。

物事が人間の感覚と一緒になる日は近い。





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プロフィール

イサム

Author:イサム
1996年に東京からLAに移り、2008年より現在までダウンタウンアーツディストリクト在住。幼少のNYを含めてアメリカ生活約25年。建築デザインの事務所をしています。
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