考える:情報発信と衛星電話

Category : 2011.3.11 関連
前々回「被災地現地からの声」として
現地からの声は重要だと書いた。

その気持ちが湧いたのは
そもそも東北震災の数日後だった。

多くの人命を救うためにも
詳細状況の把握→伝達が大切だと思った。

当たり前だと言われそうだが
それが国レベルの秘密裏はもちろん
一般レベルでも行われて良いと。

災害直後は携帯も通じない。
だが、衛星電話を持った情報班
(消防団の様に全国的に募集)が
一気に被災地に乗り込み
各被災地、各避難所の情報を
事細かに、いちサイトにアップする。
そんな事が行われても良いと思った。

逆に、そんな体制が無いのかと
今の時代、技術を思うと驚きもした。

ちなみに衛星携帯の一例として
NTTではワイドスターがある。
月の基本料金は5000円ちょっと。
各個人が持つのには高いが
1企業に1台あっても良い程度だ。

情報班は自転車で、食料とテント、
寝袋と衛星電話を持って行く。
PCがあれば尚良い。
バッテリーの予備はもちろんだ。

とにかく現地入りし情報を一元サイトに提供しまくり
バッテリーが切れる頃に引き返す。
それをシフトを組んで繰り返す。

被災している自治体が
情報を集め、まとめ、伝達するのは
困難であるし、時間も掛かる。

自治体は情報を拾う事に集中してもらい
伝達の部分は外から情報班が飛び込み行う。
情報の処理は伝達(アップ後)、
ボランティアネットユーザーに委ねる。

具体的に一例を書くと
現地で行方不明者(リスト)を紙に書いてもらう。
情報班はその写真を撮りサイトにアップ。
ネットの向こうのボランティアが
それをタイプし直してデジタル情報にする。
(別のボランティアが双方を比べて再確認。)

情報には被災地の現状や
被災地へのアクセス情報
避難所の状況情報等溢れるほどある。

阪神の際には写真で建物の状況を
遠隔から判断した例もある。
遠隔からの限度はあるが無いよりは良い。

そしてその情報を一般の人が見られる事で
「なぜこうできないんだ?」
という多くの疑問にも答えられるだろうし
支援者が迅速かつ具体的な行動に移せる。



そんな事を考えていた。
そしてそれは災害直後を想像しながらだった。



現在災害から2週間が経ち
そんな緊急情報班の役割は終わりの頃だと思い
必要になるとしても将来の事だと思っていた。

だた、いまの現状を観ていて
まだまだその情報班は必要だと思った。
今からでも遅くはない、と。

もちろん災害直後とは違い
既に多くの場所で通信環境は戻りつつあるため
衛星電話は特別な場合のみで済む。

いまから情報伝達ボランティアが
自治体本部や避難所等へ行き
とにかく一元サイトへ状況を伝える。
沢山の生の声を伝える。
伝える事が仕事だ。

そして、日本中の、いや世界中の
ネットユーザーがそのデータを
ボランティアで処理する。

超人海作戦だ。
ネットの前で多くの時間を過ごす
そのほんの一部を皆が提供する事で
絶大なパワーとなる。

例えは悪いかもしれないが
飲食店の口コミサイトの様な感じだ。
wikipediaの緊急版か。

色々な検索も可能になる。

初期には専門もしくは指定情報班が必要だが
ある時点からは誰もが情報提供できる。

よりきめ細かな各避難所に適した要望が得られ
多くの細かい、的確な支援ができる。

グーグルにはほとんどの避難所が
既にマップ上に示されている。
ただ、残念な事に情報は
避難所の名前と避難人数程度だ。

そのマップ上の各避難所に
生の声が足されたら、有用で
凄く判り易くなると思う。

避難所からの声は今
探せばネット上色々な所にある。
ただ、ばらばらにあると
なかなか一般には見つけにくいのが現状だ。
横とのつながりも見えにくい。

今一番現実にできそうな
google japan
取りまとめお願いします。
グーグルが一般ユーザーに呼びかけたら
今の日本の体制なら一気に情報が集まります。




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イサム

Author:イサム
1996年に東京からLAに移り、2008年より現在までダウンタウンアーツディストリクト在住。幼少のNYを含めてアメリカ生活約25年。建築デザインの事務所をしています。
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