英語では微妙?「ぶっかけ」うどん 鶴丸うどん本舗

Category : レストラン 日本食
Tsurumaru Udon Honpo
鶴丸饂飩本舗
Web(日本)
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TsurumaruUdon3.jpg


リトル東京の Tokyo Galleria 内に
2013年1月の末にオープンしたばかりのうどん屋。

並びには Manna Korean BBQ本多屋
階下にはビアードパパWoori Market がある。

日本で関西を中心に関東も含め多くの店舗をもつ
鶴丸饂飩(うどん)本舗のアメリカ店舗だ。

店内は清潔感がありうどんも美味しい。
日本に比べて気持ち値段が高い気がするが(かけ$4)
それさえ抜かせば軽いカジュアル食事にはぴったりだ。


以前、故伊良部選手がトーランス方面に
Super Udon といううどん店を出していたが
そこがつぶれてしまってからは
知る限りLAでうどん専門店はここだけ。

スタイルも日本の店舗をそのまま持って来ていて
トレイに基本のうどんを受け取り
それに色々とトッピングやサイドを追加して
最後にレジで支払いをするもの。

アメリカではサブウェイやチポッリー等が
同じスタイルをとっている。

日本では定着しているこのうどん屋のシステム
流れ作業の順番もトッピングの種類も
日本人なら何となく予想がつく。

ところがうどん自体あまり食べた事の無い
アメリカ人にとってはこのシステムは難しい。

カウンターの向こう側の店員は
さんざんトレーニングを積んだのか
アメリカ人にもかかわらずかなりテキパキと
客に説明しながら動いていたが
日本人のボクにとっても
基本のうどんから何がどう違うのか判らない。

そして案の定、
目の前に並んでいた白人客が戸惑っていたので
「ボクは日本人だけど良くわからない」
と笑いながら伝えると
「初めてで白人のボクには全く判らないよ」
と言っていた。

カウンターに出ている天ぷら位は判る物の
わかめや天かす、鰹節、大根おろし等
どこまで元について来て、どこまでが無料で
オプションだとすると何が幾らするのか
メニューを細かく観ないとレジまで判らない。

もう少し判り易くしないと
混雑時は特に混乱を招く結果になりそうだ。


うどん自体は以前からLAでも食べられた。
ただ、それは日本食屋の1メニューでしかなく
それをメインに食べるアメリカ人は観た事が無い。

そんな食べ慣れない、ある意味新しい食べ物を
メインの商品として売り込もうとするなら
いかに判り易く良さを伝えるかは重要だ。

実際店の前に大きく、
基本のうどんの種類と値段などが書いてあるが
それが何か(なんと言う名前か)という事位で
その初めての何かが、どう他と違うのか
そしてどう美味しいのか判らない。

ボクですら
「ぶっかけうどん」と「きじょうゆうどん」
がどう違って、何なのか判らない位だ。

「ざるうどん」にトッピングをのせて
それに汁を掛けてしまったら「ぶっかけ」
と違うのだろうか?
きじょうゆは普通の汁とどう違うのか?
出汁無しの「生」醤油が掛かってるとは思えない。

日本の様な自由スタイルも良さもあるが
初めて試すアメリカ人のために簡単に選べる様
幾つかお勧めセットがあると良いのかも知れない。

チポッリーでは一般的なメキシカンにも関わらず
メニューの種類がかなりシンプルで
1種類を覗いてトッピングは全て値段に含まれている。
そしてその簡単さが人気の理由でもある。


また日本食の良さは、素材を生かした「繊細な味」だ。
それを大味に慣れているアメリカ人に
食べて違いを理解してもらうのは難しく
どうしても言葉等による助けが必要になる。

例えば「きつね=
豆腐を揚げた「あげ」を醤油と酒で甘辛く煮てあり
その濃厚な味が揚げ物の旨さと共に
素朴な味のうどんと汁に最高にマッチする。
日本でも人気トッピングの一つ。」
なんて書いてあっても良い。

流石にそこまでの説明は
席に着くまで読んでもらえないが
たまたまきつねをカウンターで選らび
そんな説明がデーブルの冊子に
写真と共に書いてあれば
興味を示して読んでくれる人も居るだろう。

そもそも普段見慣れない店に
興味を持って入って来てくれている。
そんな客に対して説明するのは
ある意味サービスの一つでもある。

そんな説明がない中、
うどんをチキンヌードルスープと比較して
味の薄い和製フィッシュヌードルスープ
と解釈され、下手をするとうどんのコシを
ゴムの様な弾力で食べにくい
と思われても仕方がないのかも知れない。

他の食べ物と比べてヘルシーさを売りにしても良い。
楽しませつつ興味をひき、知ってもらう方法は
ネーミングの面白さを含めて他にも色々ある。
積極さが大切なこのアメリカで
専門店らしくそういった攻めもして欲しい気がする。


余談が長くなったが
もう一つだけ、タイトルにもなっている話を。

こちらのメニューにはごく普通にぶっかけうどんを
Bukkake Udon と書いてある。
メニューの一番上、4種類中2種類はぶっかけだ。

この bukkake は女性には判らないかも知れないが
実は今となっては世界的に通じる「エロ用語」だ。
米語なら「ブカキ」と発音する。

ボクがそういう事に特別詳しいわけではなく
アメリカ人男性なら普通に聞いたことがあるレベル。
この単語を聞くと、そういう事をイメージするだろう。

その証拠になるか判らないが Wiki にも普通に書いてある。
bukkake でイメージサーチを書けても一目瞭然だ。

日本語にも関わらず
本来の意味からかけ離れてしまったのは残念だが
15年前には既に普通に通じる言葉になっていた。

日本のビジネスがこちらに来るにあたって
メニューの名前がどうアメリカで受け取られるか
大人が何人も関わっていて考えなかったのだろうか。
もちろんそういう路線で行くなら別だが。。


有名な実例で
カルピスは cow piss (牛の小便)に聞こえるため
アメリカでは Calpico の名前で売り出している。


因に、変態(Hentai)という日本語も、
こちらは元々そっち系ではあるが
そこから離れて英語ではもう少し特定な言葉になっている。


予算:$8-15(飲み物+食事)
服装:カジュアル
駐車:専用P有り、St.P可

333 S Alameda St
3rd Floor
Los Angeles, CA 90013


TsurumaruUdon1.jpg


TsurumaruUdon2.jpg


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1996年に東京からLAに移り、2008年より現在までダウンタウンアーツディストリクト在住。幼少のNYを含めてアメリカ生活約25年。建築デザインの事務所をしています。
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