景色と内装は良いが味が値段に釣り合わない WP24

Category : レストラン 一般
WP24
ダブリューピー・トゥエンティフォー
Web(メニュー、価格有り)
Yelp
Map

WP243.jpg


サウスパークエルエーライブ
リッツカールトン内にある中華系アジアンレストラン。

WP24のWPは Wolfgang Puck の略。
LAを中心にアメリカ各地に高級店を出す
著名レストランチェーンだ。
(もちろんオーナーシェフの名前でもある)

ロサンゼルスには高級店の Spago や
ビバリーウィルシャーホテル内の Cut
サンタモニカの Chinois on Main
そしてこのレストランのすぐ足下にも
Wolfgang Puck Bar & Grill 等がある。

結論を先に書いてしまうと
今までWP系の店で食事をしてきた結果
ボクはここの店を含めてWP系の店は嫌い
と言う事が今回良く判った。

どこの店も雰囲気作りは上手い。

そしてボクは通常レストランを評価するときに
その雰囲気をかなり考慮する。

ただ、それでも良いとは言えない程の
料理のイマイチさがある。

そもそもWP系の店は何処も基本アメリカン。
例えばフレンチだったとしても
アメリカ系にアレンジしたところが売りだ。
(と言ってもWPはオーストリア人)

だからなのかもしれないが
ボクには何処の店も味が濃い。

ボクは一般的に濃い味が好きだ。
そのボクが思うのだから
普通の日本人にはかなり濃い味だと思う。

これが学生のランチの様に
安く腹を満たす食事なら判るが
WP店によっては超高級レストラン価格。
ここが一番納得がいかない。

この値段を出すなら
もっと繊細で美味しい食事がしたい
と思うのは日本人だからだろうか。

そもそも、繊細=美味しい
というのが日本的感覚なのかも知れない。

一般的アメリカでは
(LAやNYは決して一般的アメリカではない)
パンチの効いた判り易い濃い味=美味しい
となるのかも知れない。

気のせいか最近LAの飲食業会全体が
そういう味の傾向にある気がする。


WP242.jpg


前置きがかなり長くなってしまったが
話を戻してWP24。

名前の数字の通り24階にあり
全席から外が眺められる様になっている。
方角としては北と東が少し。

天気がよく空気が澄んでいればハリウッドサインも
北西の端に見えるかも知れない(未確認)。

ダウンタウンのビル群が大きな窓越しに
眺められるその景色は中々のモノだ。

最近目の前にマリオットホテルが建設中で
どう景色が変わってしまうかは気がかりではある。

この景色とアジアンモダンなインテリア
そしてかなり余裕をもたせた座席レイアウトが
ここの店の最大の良さだと思う。


WP241.jpg


WP244.jpg


レストラン内は大きく分けて
バーエリアラウンジエリア
そしてダイニングエリアと別れている。

バーエリアとラウンジエリアでは
つまみ系アラカルトメニューのみ
ダイニングエリアではコースメニューのみ。


ダイニングエリアのコースは
3コースで$80か4コースで$110。

通常品数が多くなると割安になるが
ここの場合は割高なのが笑えてしまう程。
4コースだとメインが増えるので
メインは$30以上という計算なんだろう。

こうなるとコースの良さはどこへやら。
単に客に品数を押し付けているだけ
という印象にしかならない。

ちなみにボクはある程度のレストランで
ちゃんと食事をするときは
コースメニュー(テイスティングメニューとも呼ばれる)
を頼むのが好きだ。

シェフの腕を最大限に振るったお勧め料理は
大抵、値段も含めて満足感がかなり高い。

ただ、ここのコースは不満足度を最高にしてくれた。


WP246.jpg


WP247.jpg


3品コースを頼んだが
出て来たのはアペタイザーと
写真にあるメインとデザート。
これで$80。
選ぶ皿によっては追加料金が掛かる。
もちろん飲み物、タックス、チップは別。
アルコールは一杯$15はするだろう。

これで一品一品のクオリティーが高ければ
納得すると思うが、どの皿もとにかく味が濃い。

いい素材を使っていたり
調理がうまかったりしても
それが完全に殺されてしまう程濃い。

料理の基本、塩加減が上手くできないのは
プロのシェフが居るレストランとはとても言えない。
その姿勢に腹さえたってくる。

料理の独創性なんてものは皆無に等しい。
あるとしたら素人でも思いつくアレンジ。
(これもWP系に共通している点だと思う。)

ここは$10でたらふく食べられる
街の中華レストランとは違ってくれないと困る。

東京では高いうちに入らないかも知れないが
LAでこの値段を出せば、比較にならない程
素晴らしいコース料理を楽しめる店は沢山ある。


ただ、この景色がついてこないのは事実だ。

なのでこの景色を眺めながら
ゆったりとしたモダンな空間を楽しみたいのなら
ラウンジエリアでお酒+つまみにする事をお勧めする。
もちろんつまみには大きな期待をしてはいけない。


ここの店が入るリッツカールトンもヒドい。
どうもここは値段と内容が完全にちぐはぐな建物のようだ。


予算:$40-200(飲み物、食べ物)
服装:カジュアル〜オシャレ
(観光客が多いためか、何故か雰囲気にそぐわないラフな人も多い)
駐車:P有り(バリデーションで$10 @Ritz Carlton)、周辺P有り、St.P難

900 W Olympic Blvd
Los Angeles, CA 90015
(213) 743-8800

Mon-Sat 5 pm - 11 pm


WP245.jpg


応援クリック宜しくお願いします。
クリック先にLA情報ブログが沢山あります。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロサンゼルス情報へ
関連記事

テーマ : ロサンゼルス
ジャンル : 海外情報

Comment

非公開コメント

 
Facebook
カテゴリ
プロフィール

イサム

Author:イサム
1996年に東京からLAに移り、2008年より現在までダウンタウンアーツディストリクト在住。幼少のNYを含めてアメリカ生活約25年。建築デザインの事務所をしています。
Isamu_laをフォローしましょう

検索フォーム
最新記事
最新コメント